周りから物持ちが良いと言われることが多い私。気に入ったモノは基本的に壊れるまで使います（笑）

身の回りを見渡すと、長いこと使い続けているものがいくつか思い浮かびます。そんな中でも一番古いのではと思うのが「硯（すずり）」。これは小学校の頃に親に買ってもらった習字道具セットの中に入っていたもので、ざっと数えても40年は経っています。決して高価なものではありませんが、使い終える度に洗って手入れしているせいか、今でも綺麗な状態のまま現役で活躍しています。長年使っていると愛着も湧いてくるもので、このまま壊れなければおそらく一生使うことになるのではと思います。

子どもの頃から字を書くことが好きだったこともあって、今でも手紙を書く時には筆を使って文字を書いています。お仕事でも、お店のロゴマークやメニュー表の筆文字などを書かせていただくことがありますが、私にとって楽しいお仕事のひとつです。文字の表情を変えるのに竹の筆を使ったり、あえて穂先の痛んだボロボロの筆を使ったり、時にはペンで書いてみたり。次はカリグラフィーにも挑戦してみたいと思っています。